「ソフトウェアインスペクション」あるいは「ソフトウェアレビュー」とは、一般にプログラムが動作する以前の段階から問題やバグを発見することをいいます。ソースコードの静的解析やコードレビューは、ソフトウェアインスペクションの中でもよく行われていることの1つといえるでしょう。また、コード以前の要件定義や仕様書などもソフトウェアインスペクションの対象となります。 7月2日に、このソフトウェアインスペクションをテーマにしたイベント「ソフトウェアインスペクション・ワークショップ 2009」が行われました。ソフトウェアレビューやインスペクションの経験者を前提として参加者に集まってもらい、Javaソースコードのインスペクションを実際に実施することを目的としたこのイベントは、地味なテーマ設定のためそれほど参加者が集まらないのではないか、と予想されていました。 しかし実際には約115名もの応募が寄せられ、定員で