ここ2年間、2匹の猫が尾道市立美術館の館内へ「強行突破」を図っていることは、同美術館のツイッターアカウントで、世界中の猫好きのハートを揺さぶっているが、ロシアからは、芸術鑑賞の機会を与えたいというマジな申し出が飛び込んできた。 カリーニングラードの博物館へご招待 ロシア西部の飛び地で保養地のゼレノグラーツク市(カリーニングラード州)が、黒猫のケンちゃんと茶トラ猫のゴウちゃんを付き添いといっしょに正式に招待した。伝統的な祝日「ゼレノグラーツクの猫の日」が祝われる3月に、バルト海沿岸のこのリゾート地に招きたいのだという。 「祭日、ミュージアム関連のプログラムがてんこ盛り。このほか、地元の“兄弟姉妹”と、世界で唯一の、市の『猫課長』、スヴェトラーナ・ログノワさんと交流できる。街の散歩もできるし、ここには猫絡みのアートオブジェがたくさんある」。同市のネコ博物館『ムラリウム』のセルゲイ・シャラノフ館