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書評に関するtenju2003のブックマーク (1)

  • ロシア文学、明治・大正・昭和文学の書評(レビュー)の記録

    ストーリー かつては四国全円を攻め取った長會我部元親の世子長會我部盛親が主人公。父元親が天下取りへの夢を断ち切れぬまま、すなわち東西のどちらにも加担していないという状態のまま、関ヶ原を迎え、完全に時勢に乗り遅れた盛親は関ヶ原に敗れ、土佐の大名から寺子屋の師匠という身にまで落ちぶれてしまう。このような悔い多き前半生に満足せず、盛親は大阪の陣で自らの器量を存分に試そうとする。 感想 司馬遼太郎のを読むといつも思うのですが、生きる目的というか、生まれてきた目的というか、なにかそういうものを教えられる気がします。この作品もそうです。 盛親は元親が死んだため、土佐に帰って父親の葬儀などをしていて、その間に関ヶ原という天下分け目の戦いに乗り遅れました。そのため、自らの器量を試すことができず、後に激しく後悔します。そして、人として生まれてきたからには、なにか大きなことをしたいと思います。次の一節は、大

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