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読書に関するterakaz9のブックマーク (3)

  • 「おじさん」的思考 内田樹 著 - うちこのヨガ日記

    先に続編のほうの感想をアップしていましたが、同時にこのも読んでいました。 第四章のテーマがまるまる夏目漱石で「虞美人草」と「こころ」を題材に書かれているのですが、これがすごくおもしろい。 第三章までは「期間限定の思考(おじさん的思考2)」と同じような感じでトピックが続きます。 従属はしたくないが、孤独ではいたくない、というのは「腹いっぱいご飯をべたいが、やせたい」というのと同類の不可能な願望である。 (夫婦別姓の「先進性」に異義あり より) ばっさり。これは夫婦以外にも、親子や仕事の組織・クライアントとの関係など、あらゆる場面で起こりがち。 痩せ始めるまでには「べなくても痩せない」という一時的な不可能も乗り越えなければいけないしね…。 それはさておき、おもしろいのは第四章。 わたしは「虞美人草」を読むといつもいろいろグサグサきて苦しいのですが、関西で読書会をしたときに老齢側の登場人物

    「おじさん」的思考 内田樹 著 - うちこのヨガ日記
  • 科学者が人間であること

    夏といえば読書感想文。自分が子供の頃は適当にしていたものですが、大人になってみれば「ちゃんとやっておけばよかった」ものの一つかもしれません。 ところで最近ではSTAP問題、また原発事故などもですが「科学信仰と科学不信」が両方過剰になっているのかもしれません。でも、考えてみれば科学は「人間のすること」で、「過剰な信仰も過剰な不信」も、不完全な人間にありがちなことではあります。 ということで、第一線の科学者による科学の解毒剤のようながありましたのでご紹介。 「科学者が人間であること」(中村桂子著 岩波新書) 人は生きものである 人が自律的に生きる現代、過度に文明社会に適応してしまっては、来の「生き物である」という感覚を忘れがちです。 今の社会では科学の進歩による恩恵はあるとしても、逆に「科学的に保証されたもの」に振り回され、「生き物として生きる」という感覚を忘れ、何も考えず数字をうのみにす

    科学者が人間であること
  • 自由だけではなぜいけないのか ~経済学を考えなおす~ 荒井一博 – terakaz.com

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