薄気味悪い建物の2階の部屋という設定で、 ここでまさに若い女性が男に刺殺されようというシーンから 始まる。女性の悲鳴が室内に響き渡る…。 ところがこれは、大学の映画サークルの撮影であった…(でもこれも伏線) そして、他の者の乱入により撮影は中断 …ここに入ってきたのは生物学研究員の男女2名と、 廃墟好きな写真家(?)、それと、あまり売れない小説家。 そして、研究員から、この建物は戦時中、 人体実験が行われていたという噂があることが話される。 「ロケのため」「研究のため」「廃墟の撮影のため(?)」 「小説のネタ探しのため」と、ここに集まった目的は様々だが、 百物語を真似て、「怖い話」を語ろうということになる。 この辺まではホラー作品の様相…。 ところが、時々聞こえるのは、死霊の不気味な声なのか…? そして、停電が起きて真っ暗になったり、人が姿を消し、 さらには不可解な方法で、次々に殺されてい