三菱自動車工業は、日産自動車の事実上の傘下に入ることに伴い、筆頭株主となっているサッカーJ1の浦和レッズの株式の一部を売却する方針を固めました。株式の売却先は、三菱重工業など同じ三菱グループを中心に調整し、クラブ名も存続させる方針です。 出資によって日産は筆頭株主になっているJ1の横浜マリノスに加え、三菱自動車が筆頭株主の同じJ1の浦和レッズの株式を間接的に保有することになり、複数のクラブの大量の株式を保有することを禁ずるJリーグの規約に抵触するおそれがあり、対応が検討されてきました。 関係者によりますと、三菱自動車はJリーグの規定の範囲に浦和レッズの保有株を抑え関連会社から外すため、保有する50.63%の株式のうち、30%余りを売却する方針を固めました。 株式の売却先としては、三菱重工など同じ三菱グループを中心に調整し、クラブの名前も存続させる方針だということです。 浦和レッズは、1試合