野田知佑の本を読んでいます。野田さんという人はカヌーに乗ってはウィスキーを飲んだり、魚を釣ったり、ウィスキーを飲んだり、焚き火をおこしたり、釣った魚をアルミホイルに包んで焚き火に放り投げて調理したり、ウィスキーを飲んだり、部屋の中にテントを張ってその中で暮らしたり、原稿を書いたりウィスキーを飲んだりしている人です。 そんで四万十川を下っている時に再会した青年が、教師を辞め、都会を捨てて田舎暮らしを始めたと言うところを引用。 「爺さんの世話で農家の空いたのを一軒タダで借りてます。川の魚が沢山穫れるから食費はほとんどかからない。畑も少し作っているし、水は裏の谷川から引いているし、マキは山で拾うからお金がかかるのは電気だけですね。月に一万円あれば十分食っていけます。カヌーを家の下につなぎっぱなしにして、毎日漕いでいます。ここは天国ですよ。」 こぎおろしエッセイ のんびり行こうぜ (BE‐BOOK