そんじょそこらの小娘とは存在感が違った。テレビ各局が全精力を注いだ災害報道で、一番目立っていたのは52歳の大御所・安藤優子だった。 震災後、不眠不休でニュースを読み続け、その後、フジテレビマークの白い防災ヘルメットを被って自ら被災地入り。そのプロ根性には誰もが舌を巻いた。 フジテレビの報道スタッフがいう。 「安藤さんは“私が行く!”と自ら手を挙げ現地入りしたんです。“何かあったら一大事だ”とたしなめるスタッフもいたようですが、意志は固く、止めることはできなかった。彼女の存在が大きかったのか、フジは災害報道でNHKに次ぐ高視聴率を総じて記録している。さすがですよ」 と、フジテレビは安藤サマサマの模様。 本人も生き生きしているし万々歳かと思いきや、現場では周囲が困惑する場面もあったとか。 別のキー局のスタッフがいう。 「災害現場での安藤さんは、あまりにもテンションが上がりすぎて、周りからは“楽
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