MySQLサーバには、MySQLクライアントからのクエリとその実行結果をキャッシュし、次回から同じ内容のクエリが要求された場合にキャッシュから応答する、クエリキャッシュという仕組みがあります。キャッシュから応答させることによってデータベースへアクセスする負荷を軽減し、また応答速度自体の向上も狙ったものです。 デフォルト状態ではクエリキャッシュを使用しない設定になっています。以下のように現在の「クエリキャッシュに使用するメモリ量の最大値」であるquery_cache_sizeを確認してください。
WordPressのパフォーマンス向上の目的で、パフォーマンスチューニングを始めました。 httpd層では、別記事に記載したように、mod_chche、mod_disk_cacheを使用して、最低レベルの対策を実施しています。もちろん、まだ上のレベルがありますが、ここでは、DB層のパフォーマンスチューニングを実施します。 WordPressですので、DB層はMySQLです。現時点で最新のバージョン5.5.10を使用しています。 さて、まずは、現状を知ることから。 そこで、MySQLTuner を使用してみます。MySQLTuner は稼働中のMySQLの設定情報やログ情報からセキュリティ、パフォーマンスに関する診断結果と推奨情報を提供してくれるperlスクリプトです。 実際の利用には、まずは MySQLTuner をダウンロードします。 [root ~]# wget mysqltuner.
今回は、MySQLの高速化のメモ - @luke_silvia.diaryの方法に従ってクエリの高速化をした際に、MySQLのインデックスについて分かったことを書いておきます。 高速化対象のクエリ 今回高速化したいクエリは、以下のようなもの。 SELECT users.*, students.school, workers.school FROM users LEFT JOIN students ON users.id = students.user_id LEFT JOIN workers ON users.id = workers.user_id WHERE (users.status= 1 AND ((kind = 0 AND students.school = 'test') OR (kind = 1 AND workers.school = 'test'))) ORDER BY
仕事でMySQLのパフォーマンスチューニングをしていて、インデックスについて分かっていないことが多かったので調べたことをメモ。基本的なところから学習しなおした。 MySQLのインデックスは、カラムが特定の値をもつレコードの迅速な検索に使用される。インデックスを使用すれば、数百とか数億ものレコードが入っているテーブルから、一組のレコードを迅速に見つけて取り出すことが可能になる。 しかし、インデックスは速度を改善することもあるが、挿入の邪魔になって遅くなることもある。 インデックスを適切に使うために、まずはインデックスの基本概念をおさえる必要がある。 インデックスの概念 インデックスとは インデックスの仕組みを理解するには、まずMySQLがどのようにクエリに応答するかを知る必要がある。 例えば、 SELECT * FROM phone_book WHERE last_name = 'Hoge'
これだけ見れば大丈夫!ーMySQLパフォーマンス監視のツボ(システム編) こんにちは nob です。 前編 これだけ見れば大丈夫!ーMySQLパフォーマンス監視のツボ(クエリ編) の記事から1年半が経過してしまいました。ちょっと長いお休みでしたが、その間に蓄えた MySQL パフォーマンス監視の実戦経験を(システム編)としてお届けいたします! 今回の(システム編)で紹介するツボは 4 つです。(クエリ編)のツボに加えて、この4つに注目して頂ければ MySQL のパフォーマンス監視もバッチリです。 (ツボ1)Load Average < (1 + (cpu数-1)/3) (ツボ2)Checkpoint Age が水平線になったら要注意 (ツボ3)MyISAM は無いよね監視 (ツボ4)万能選手スローログ なお前編と同様この記事では監視ツールとして Cacti と Percona MySQL
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く