情報処理学会は、16日から17日にかけて東京・港区の機械振興会館でコンピュータ関連のシンポジウム「第16回コンピュータシステム・シンポジウム」(ComSys2004)を開催している。初日の16日には米Googleの技術部門におけるディレクターで、社員番号1番という創業メンバーの1人、Craig Silverstein氏を招待。「Googleとそのシステム」と題して招待講演が行なわれた。 ● チープなマシンで分散型のシステムを構成。障害はソフトウェアで乗り切る Silverstein氏はまず、「Googleのミッションについては、世界中の情報を体系付けること。そしてその情報をいつでもどこでもアクセス可能で、役に立つものにすることだ」とコメント。Googleでは検索対象ページをこれまでの約40数億ページから、約2倍となる約80億ページに拡充したばかり。容量は1ページあたり平均10KB、合計で1