ナレッジ・マネジメントの今と未来 - CIO Onlineナレッジ・マネジメントが日本で注目され始めてから3年ほどが経過した。その間、ナレッジ・マネジメントを巡る企業の取り組みには2つの大きな変革が生じた。その1つは、ナレッジ・マネジメントを成功に導くための方法論が見えてきたこと。2つ目は、ナレッジ・マネジメントの位置づけが、特定の業務（特に営業分野）を中心とした限定的なものから、全社的な革新を遂行するための仕掛け＝インフラへと変化してきたことだ。本稿では、エーザイ、アサヒビール、キユーピーの事例を紹介しながら、ナレッジ・マネジメントの今と未来を浮き彫りにする。 小林秀雄 フリー・ライター text by Hideo Kobayashi 進化を続ける企業ナレッジ・マネジメント エーザイの企業革新運動を支えるMR支援モバイルワーク基盤の構築で重要な役割を果たしたシステム企画部長の大杉隆氏（下）、医薬事業部業務部推進グループ統轄課長の野原芳晴氏（中）
