【ラヴクラフト】『クトゥルフ神話』 とは何か?まとめと解説【小説】 2017/02/25 2021/11/03 4分 あのゾクリと何かが背中を走るような感覚。 恐怖はときに耽美な高揚感を与えてくれる。 ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品群『クトゥルフ神話』もその類のものだ。 私は『疑似狂気体験』と呼んでいるのだが、ある種のトランス状態になっているのではと思うほど、この作品にのめり込んでしまうことがあった。だからこそ今なお根強い人気を誇り、そしてインターネットを介してファンを増やし続けているのである。 クトゥルフ神話 アメリカの作家H・P(ハワード・フィリップス)・ラヴクラフトが手掛けた小説群の総称。彼の死後、友人のオーガスト・ダーレスによりまとめ上げられ、今日に至るクトゥルフ神話としての体系が形作られていった。 これは私の勝手な思いなのだが、日本の国民的作家・宮沢賢治の『イーハトー
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