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reviewとcomicに関するtezukamのブックマーク (7)

  • このクソみたいな世界に悪党どもの銃弾を~『ウォンテッド』 マーク・ミラー、J・G・ジョーンズ - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    『ウォンテッド』といえば映画好きな方なら2008年に公開されたアンジェリーナ・ジョリー主演のアクション映画を思い出す方もおられるだろう。派手で荒唐無稽なアクションの飛び出すこの映画は、大味な部分もあったにせよ、アンジェリーナ・ジョリーの魅力も含め個人的にはとても楽しめた映画だった。 そして今回紹介する『ウォンテッド』は『キック・アス』原作でも知られるマーク・ミラーによる原作コミックとなる。しかしコミック版『ウォンテッド』は映画版とその骨子さえ同じにしつつも、世界観と展開が大いに違う。それは映画版の展開に疑問があった方、あの映画が気に入らなかった方ですら驚く様な違いであり、映画版とは趣を異にする興奮が待っているのだ。 主人公はうだつの上がらない毎日を送る青年ウェスリー・ギブソン。クソみたいな恋人と、クソみたいな仕事と、クソみたいなインターネットポルノ鑑賞だけが彼の日常。そんな彼がいつものサン

    このクソみたいな世界に悪党どもの銃弾を~『ウォンテッド』 マーク・ミラー、J・G・ジョーンズ - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
  • アルカイダに死を!『シン・シティ』『300』のフランク・ミラーが世に問う9.11報復コミック『ホーリー・テラー』!- メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■ホーリー・テラー / フランク・ミラー 9.11同時多発テロに挑むスーパーヒーロー、フィクサー! フランク・ミラー渾身の最新作にして問題作、ついに邦訳! 大都会エンパイアシティの守護者たるクライムファイター、フィクサー。 今日も犯罪を追う彼だったが、突然に、何の前触れもなくエンパイアシティが爆発の炎に包まれる。それは、イスラムの過激派がしかけたテロだった。幾多の犯罪と戦ってきた彼は、テロの嵐にいかに立ち向かうのか……。現代アメリカンコミックスを代表するクリエイター、フランク・ミラーが, 2001年9月11日の同時多発テロへの返答として発表した問題作が、ついに日上陸! 憤怒。激情。『シン・シティ』『300』『バットマン:ダークナイト・リターンズ』など様々な問題作を世に送り出したフランク・ミラーの描く『ホーリー・テラー』は恐るべき怒りに満ち溢れたヒーロー・コミックだ。舞台は大都市・エンパイ

    アルカイダに死を!『シン・シティ』『300』のフランク・ミラーが世に問う9.11報復コミック『ホーリー・テラー』!- メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
  • あなたに一冊、一家に一冊、学校に一冊。闇の推薦図書「デス・クラブへようこそ」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 悪意と邪念の申し子 ヴンシュルス再び! あの『ピノキオ』の著者が放つ傑作短編集。悪意100%のワンダーランド!  どうだろう、この文句。9月末に発売された『デス・クラブへようこそ』(ヴィンシュルス作画・原正人訳 小学館集英社プロダクション)の帯のコピーである。悪意と邪念の申し子。悪意100%。なんだか怪奇派悪役レスラーのキャッチコピーのようだ。今回取り上げるのは、なにやらものものしい、このバンド・デシネ(フランスのマンガを指す)であります。  とはいえ、大作『ピノキオ』(小学館集英社プロダクション)で、世界中のひねくれ者のハートをキャッチしたヴィンシュルスには、この物騒なコピーがしっくり来る。09年に『ピノキオ』で、アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞

  • 名探偵ホームズとグチャグチャゾンビがくんずほぐれつ戦って、それはもう凄いんです。~『ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ』 - メモリの藻屑 、記憶領域

    ■ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ / イアン・エジントン、デイビッド・ファブリ 世にゾンビのネタは尽きまじ、とはよく言いますが、今度はなんとあのシャーロック・ホームズがゾンビ軍団と戦っちゃう!というアメリカン・コミック、『ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ』であります。もとより根強い人気のシャーロック・ホームズ作品、ロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウの映画『シャーロック・ホームズ』や、TVシリーズ『SHERLOCK (シャーロック)』など、ホームズは様々な形の作品として新たに世に生み出され、執筆されてから100年以上経つ今でもその人気は収まることがないのですが、まさか今度はゾンビと戦うことになろうとは、草葉の陰のアーサー・コナン・ドイル卿でさえ想像もしなかったでありましょう。う〜ん次はシャーロック・ホームズvs.エイリアンか

    名探偵ホームズとグチャグチャゾンビがくんずほぐれつ戦って、それはもう凄いんです。~『ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ』 - メモリの藻屑 、記憶領域
  • 改変された並行世界のバットマンを待つもう一つの地獄~コミック『フラッシュポイント:バットマン』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    世界最速の男・フラッシュはある日、改変された並行世界に堕とされる。そこはアクアマン勢力とワンダーウーマン勢力が熾烈な戦いを繰り広げ、世界を破滅に導こうとしていたもう一つの世界だった――。DCコミック『フラッシュ・ポイント』はそんな恐るべき世界を描いたコミックだったが(拙レビューはこちら)、この物語に登場し、その設定の改変ぶりに大いに驚かされたのがバットマンの存在だった。 改変世界のバットマン。彼の正体は、かつて両親を暴漢により殺害されたブルース・ウェインではない。改変世界のバットマンの正体は、かつて息子ブルースとそのを暴漢に殺された、ブルースの父、トーマス・ウェインが、犯罪者への復讐を誓ってマスクを被った姿だったのだ。トーマス・ウェイン・バットマンは、真実の世界のバットマンと異なり、ヴィランを殺害することもためらわない冷徹なヒーローとして登場する。彼は、正義のヒーローというよりは、憤怒と

    改変された並行世界のバットマンを待つもう一つの地獄~コミック『フラッシュポイント:バットマン』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
  • 正義とは? 読者に鋭く迫る傑作「スーパーマン:レッドサン」 深町秋生のコミックストリート

    南陽市在住、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「ハルク、一番ひもじい! ミュータント、ハルクのエサ!」(ハルク) 「僕はMJをべてしまった…伯母さんもだ! なぜあんな…」(スパイダーマン) 「生きたまま貪り喰われるのはいい気がせんだろう。だが、君に約束する。潔く降伏すれば苦しまずに死なせてやると」(キャプテン・アメリカ)  映画『アベンジャーズ』がおもしろかったので、今年邦訳されたウルトラ問題作『マーベルゾンビーズ』(ヴィレッジブックス ロバート・カークマン作 ショーン・フィリップス画 市川裕文・石川裕人・御代しおり訳)を読んだ。  アメコミ映画の隆盛で、スーパーヒーローたちのイカした活躍が日でも、どんどん知られるようになった。しかし、そんな大いなる功績を全部帳消しにするかのように、ゾンビ化

  • 改変された並行世界で戦うヒーローたちの運命は!?~『フラッシュポイント』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■フラッシュポイント / ジェフ・ジョーンズ、アンディ・キューバート アメコミ・ヒーローの「フラッシュ」というと、自分にとっては随分前あまり評価の芳しくない映画化がされていた、程度の認知度だったんですよ。そんなフラッシュが主人公として登場するコミック『フラッシュポイント』、最初は指が動かなかったものの妙に評判がいい。それに、あまり馴染みの無いヒーロー物のコミックを読んでみるのも新鮮かもしれない、と思い手にとってみたんですが…これがなんと、バットマンやスーパーマンも登場し、怒涛の展開をみせる凄まじいクオリティのコミックだったのですよッ!! 物語内容はこんな感じ(Amazonからコピペ) 世界最速の男の名を欲しいままにしてきたフラッシュことバリー・アレン。ある日、まどろみから目覚めた彼は、かすかな違和感に眉をひそめた。いつもの見慣れた光景のはずなのに何かがおかしい……。やがて彼はその真相を知

    改変された並行世界で戦うヒーローたちの運命は!?~『フラッシュポイント』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ
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