プレイステーション 4にも搭載される「Jaguar」コアって何だ?:新世代APUでIntelとの差を詰めるAMD(1/4 ページ) AMDの第2世代省電力APUとなった“Temash”(テマシュ:開発コード名)と“Kabini”(カビニ:開発コード名)は、半導体製造プロセスを28ナノメートルに微細化させただけでなく、CPUアーキテクチャやグラフィックスアーキテクチャも一新している。 両APUは、CPUコア数や2次キャッシュの容量などの異なる製品もラインアップされるが、半導体そのものは共通。例えば、デュアルコア版はキャッシュ容量の一部を無効にしたものだ。つまり、半導体設計やアーキテクチャはまったく同じと言ってよい。そこで、今回はAMDの新APUをアーキテクチャの側面から分析していくことにしよう。 KabiniとTemashのダイショット。両APUは半導体を共用し、動作クロックの違いや一部機能