戦闘で荒廃したウクライナ東部バフムートの軍事拠点へ私たちを案内するウクライナ軍の護衛兵から、細切れの指示が飛んだ。ここはかつて、スパークリングワインで有名な街だった。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの東部の街を「我々の要塞(ようさい)」と呼んでいる。ロシア軍はこの6カ月、バフムートを占領しようとしてきた。そしていま、侵攻開始から丸1年となる今月24日を前に、ロシア軍はバフムートは破壊すべく猛攻を強めていると、ウクライナ側はみている。
画像説明, ウクライナ東部バフムート市内を歩く同国軍兵士。同市には5万人が暮らしていたが、現在は2000人ほどしか残っていない
トルコ南東部で発生し、トルコとシリアに甚大な被害をもたらした地震では、多くの建物が倒壊した。その中には、耐震性能をうたう比較的新しいものも含まれた。真新しいマンションが崩れた様子に、トルコ国内では怒りの声が上がっている。BBCは、がれきと化した新しい建物3棟に注目し、その安全性について調べた。 マグニチュード(M)7.8と7.5の2つの地震が6日未明と同日午後にトルコ南東部で発生し、トルコ南部とシリア北部にまたがる広い地域で数千棟の様々な建物が倒壊。2万人以上が死亡した。
カナダ・トロントで先月、ホームレスのシェルターで生活していた男性が殺害された。殺人に及んだとして逮捕・起訴されたのは、13~16歳の少女8人だった。警察は今週、男性の身元が判明したとして発表した。
デイヴィッド・マギンリーさんと妻のアシュリーさんは共働きだ。しかし、生活費の高騰を受けて、2人は経済的に大変な思いをしている。 「腹が立つ」。イングランド北西部ランカシャー・バンバーブリッジに住むマギンリーさんは話す。「正しいことをしているのに、罰を受けているような気がする」と。 マギンリーさん家族は、電気代について「1日おき」に適用される非常時用の救済措置を受けている。食費は50%上がったにもかかわらず、食事は「ビーンズ・オン・トースト」(白インゲン豆のトマトソース煮をトーストにのせたもの)だけということも時にはあるという。すでに抱えていた借金に加えて、今のこの状態が夫妻にとって負担となっている。
フィンランドのサンナ・マリン首相は2日、欧州はアメリカなしではロシアのウクライナ侵攻に立ち向かうだけの力がないと発言し、欧州の防衛力強化の必要性を強調した。フィンランドはウクライナでの戦争を受けて今年5月、長年の中立方針を転換し、北大西洋条約機構(NATO)加盟申請を決定している。 オーストラリア訪問中のマリン首相は、「容赦なく正直に申し上げる必要がある。今の欧州は力が足りない」、「アメリカなしでは大変なことになっていた」と発言した。 シンクタンクのロウイー研究所で講演したマリン首相は、「アメリカはウクライナにたくさんの武器と資金支援と人道支援を提供してきた。欧州にはまだ力が足りない」と述べた。さらに、欧州の防衛力について、確実に能力を増強し「欧州の防衛産業を強化し、さまざまな状況に対応できるようにしなくてはならない」と強調した。 マリン首相は加えて、一部の欧州諸国が近年、ロシアとの関係を
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