Microsoftの次期ブラウザ「Internet Explorer(IE)9」はHTML5対応が大きな特徴となっているが、新たなセキュリティ機能も備えていると、Microsoftが明らかにした。 IE9では新しいダウンロードマネージャが搭載され、ダウンロードの進捗確認やキャンセルなどが簡単になるほか、マルウェアフィルター「SmartScreen」にダウンロードレピュテーション技術が組み込まれる。この技術は、ダウンロードしようとするファイルのレピュテーション(評判)データに基づいて、ファイルの安全性を判定する。よく知られている一般的なファイルには不要な警告を出さず、リスクが高いファイルにはより厳しい警告を発するという。 現状では、一般的なプログラムであれマルウェアであれ、ファイルをダウンロードしようとするたびに警告が表示されるため、ユーザーは警告を無視するようになってしまいがちだ。IE9で
Internet Explorer 9“β版”発表会で知る最新の“動き”:「9」の時代はすぐそこ!(1/5 ページ) Microsoftの次世代WebブラウザInternet Explorer 9(IE9)“β版”発表会が米カリフォルニア州サンフランシスコで9月15日(現地時間)に行われた。Webブラウザ単独の発表会というのも珍しいが、今回発表されたのは“β版”であって製品版でない。逆にいえば、それだけMicrosoftがIE9を重視しているということだ。 Microsoftは、IE9の詳細を2010年3月にラスベガスで開催されたMIX10でも説明しているが、今回はその最新アップデートについてイベントで示されたライブデモを動画で“体感”しながら紹介していこう。 IE9はWindowsユーザーの意見を反映して作った 3月のMIX10以降、IE9はデベロッパー向けに限ってプレビュー版が公開され
米マイクロソフトは2010年9月15日(米国時間)、Webブラウザー「Internet Explorer 9」(IE9)のベータ版の一般公開を開始した。米サンフランシスコで同日開催されたIE9の発表会で同社は、レンダリング処理性能の向上やHTML5への完全準拠といった改良によって、従来よりグラフィックスやアニメーションを豊富に使ったり、Windows用の一般のアプリケーションソフトのように使い勝手を向上させたりしたWebサイトを開発できるとメリットを強調した。 IE9の開発を統括する米マイクロソフト Internet Explorerチーム担当コーポレート・バイス・プレジデントのディーン・ハチャモビッチ氏は、この日の発表会で「IE9の開発に当たっては、いかにしてWebサイトを輝かせるかという点に腐心した」と語り、見た目こそシンプルだがWeb開発者やユーザーにとっての使い勝手の向上に努めたこ
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