求値問題では,途中で計算ミスを1箇所するだけで点数がふっとびます。理解していたつもりでも0点です。 そして「理解していたけども計算ミスで失点した」という問題は,多くの場合難問ではないため,他の人の正答率が高く痛い失点になります。 このような痛い失点を防ぐために検算が重要です。 また,大学入試共通テストなどの短時間の試験では,時間に追われるためミスをしやすく,特に検算が重要です。 大体の人は解けたつもりの問題でも10〜20%くらい間違っているので,検算を素早くできることはかなりの強みになります。 検算の基本は「計算過程を見直す」です。しかし,単なる見直し以外にも答えの正しさを確かめる方法はたくさんあります。以下では,このような検算テクニック・考え方を紹介していきます。 計算過程を見直すのも大事ですが,人間は同じミスは連発しやすいので, 別の方法で同じ答えが出ることを確認する方が強い自信になり