インターネットの爆発的な広がりに合わせてセキュリティ上の問題に注目が集まるようになっています。2010年頃にはFiresheepが広まり、公衆無線LANなどにつないだPCの通信を簡単にモニタリングできてしまう行為が問題になりました。また、昨今のプライバシーに対する懸念から、多くのサイトではHTTPSをデフォルトにするようになっています。 そんな流れもあって現在開発が進められているのがLet's Encryptです。誰でも無料で使えるSSL/TLS証明書発行サービスとなっています。先日、ついにパブリックβになり、誰でもすぐに使えるようになりました。そこで今回はLet's Encryptを使ったサイトのSSL/TLS化手順について紹介します。 なお、執筆時点ではApacheについてはプラグインが提供されていますが、nginx向けは開発中とのことです。ただし手作業で行う分にはnginxでも利用で