久々にインスタント・コマースの界隈に動きが見られるようになってきた。STORES.jpの次はもちろんこちら、BASEだ。 簡単にコマースサイトを構築できるプラットフォームBASEは10月1日、開発者向けに構築したネットショップの情報を利用できるAPIを公開した。既にサードパーティーによる利用は開始されており、iPhoneケースなどのオリジナルアイテムを作れるマーケットプレース「Canvath」やクラウド会計のfreeeなど数社の事例が公開されている。 APIによって可能になるのは商品情報の閲覧、注文情報の取得、商品情報の編集、商品情報の検索の4つで、今後順次拡張される。具体的には「このAPIを使ってBASEのモールを独自に作ることもできる」(同社代表取締役の鶴岡裕太氏)とのことで、外部事業者が10万店舗のデータを活用した新しいビジネスを検討することも可能になる。なお、有益なアプリケーション