シェルスクリプトは長くなると処理の境界が不鮮明になりがち。 コメントで処理の境界を表現する工夫はよく見かけるが、もっと良い方法はないか考えてみた。 :コマンド、&&演算子、複合コマンド()や{}を組み合わせて書くと、処理の境界線がはっきりする。
「pecoってツールらしきものが流行っている」と思いつつ、導入とか難しそうと思って後回しにしていたんですが、気がついたら自分の手元のbash設定ファイルにpecoを使う関数が定義されていたので、改めて初歩からやってみました。 説明に使用しているシェルはお馴染みのbashです。 pecoとは GitHubのpecoのサイト とてもシンプルなツールで 「標準入力から受けた行データをインクリメンタルサーチして、選択した行を標準出力に返す」 コマンドです。 シンプルゆえに様々な組み合わせで効果を発揮します。あらゆる場面での選択肢を標準入力に渡して、選択された結果を標準出力から受け取って加工してコマンド実行をする、というのが基本的な流れ。 説明じゃ伝わらないので実例を体験したほうが早いかも。 peco のインストール pecoで検索すると「pecoはGoでできている」とか出てきて「Goってなんぞや」
できればシェルスクリプトなんて書きたくないんだけど,まだまだ書く機会は多い.シェル芸やワンライナーのような凝ったことではなく,他のひとが使いやすいシェルスクリプトを書くために自分が実践していることをまとめておく. ヘルプメッセージ 書いてるシェルスクリプトが使い捨てではなく何度も使うものである場合は,本体を書き始める前に,そのスクリプトの使い方を表示するusage関数を書いてしまう. これを書いておくと,後々チームへ共有がしやすくなる.とりあえずusage見てくださいと言える.また,あらかじめ書くことで,単なるシェルスクリプトであっても自分の中で動作を整理してから書き始めることができる.関数として書くのは,usageを表示してあげるとよい場面がいくつかあり,使い回すことができるため. 以下のように書く. function usage { cat <<EOF $(basename ${0})
最新の類似投稿としてシェルスクリプトのコーディングルール2014も併せてどうぞ。 2014/10/09追記 ぼくがシェルスクリプトを書くときに気にしていること、過去の失敗で書き留めたことを忘れないために。 1. グローバル変数は大文字 PATH や HOME など、環境変数が大文字なので、エクスポートする変数を大文字で書くという習慣は一般的であるような気がしますが、エクスポートする変数を抱えるシェルスクリプトを作成する機会が稀なので。 グローバル変数は大文字 ローカル変数は小文字 エクスポートする変数も大文字 関数内からグローバル変数にアクセスする場合がありますが、やはり区別していると、可読性が増すような気がするのでお勧めです。 2. awk を知る Unix 上にて文書処理をするときに、数多くのフィルタコマンド(grep、cut、tr、head、sort、uniq、sed、awk、wc、
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