クラゲ社会に中じゃ変わり者に分類されるこのクラゲ。その名のごとく、足が指みたいになっているんだ。傘の直径は75センチとかなり大きめ。発見されたのはわりと最近のこと。 日本近海でも1996年頃からその存在は知られていたが、深度1000メートル前後に生息するため、また、ゼラチン質からなるクラゲの体質により、完全な状態での捕獲が難しかった。 そこで、海洋科学技術センターとアメリカのモントレー湾水族館研究所が共同で研究を開始。2002年4月に無人探査機「ハイパードルフィン」によって鮮明な映像を撮ることに成功したんだ。 ZOMG, Call Samus: Metroids Are Real ユビアシクラゲの特徴は、その丸みをおびた傘の下にある立派な太 い口腕。これまでの記録から口腕の数は個体によって4〜7本とばらつ きがあることがわかっている。 また、通常クラゲは口腕とは別に傘の周囲に細い触手を持ち
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