大阪城天守閣(大阪市中央区)に映像を投影する「大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション」の今冬の来場者数が34万6千人にとどまった。80万人の来場を目指したが、目標の半分にも届かなかった。 大阪観光局によると、大阪城3Dは観光局とハウステンボス(長崎県佐世保市)が昨年12月13日から今月1日まで開催した。2回目の今冬は来場者数の目標を30万人引き上げ、大阪府の松井一郎知事も「目標をクリアすることが大阪・関西のにぎわいにつながる」と意気込んでいた。 前回より会期を2週間延長したが、来場者数は逆に約4割減った。担当者は京都や神戸の水族館で3Dマッピングが始まったことを例に挙げ、「目新しさが薄まった。来冬以降、先が全く見えない」と話した。