当時チューリップテレビで不正調査の報道に携わった五百旗頭幸男と砂沢智史が監督を務めた。五百旗頭は「かつて、議会をチェックし不正を暴き続けた私たちメディアは、期せずしてその姿を見失いました。不正が発覚しても、毅然として責任を取らなくなった市議たち。彼らにぶつけた厳しい言葉の数々が宙をさまよい、無力感となって戻ってきました。『はりぼて』があぶり出すのは、議会と当局の姿だけではありません。それらを許し、受け入れてきたメディアと市民を含む、4年間の実相です」とつづっている。 砂沢は「『はりぼて』で描いたのは『人間の弱さ』です。絶大な権力を振るった市議会の『ドン』は、辞職後に自らの不正を告白します。『遊ぶ金が欲しかった』その告白は生々しいものでした」と振り返り、「地方議会への関心を高め、市民生活の向上につなげたい。この映画がそのきっかけになればと願っています」と思いを込めた。 「はりぼて」は東京・ユ
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