国立がん研究センターは、JT(日本たばこ産業)が「受動喫煙と肺がんの関係が確実になったと結論づけることは困難」として8月31日に発表していたコメントに関連し、「受動喫煙と肺がんに関するJTコメントへの見解」をサイト上に発表。JTのコメントについて反論しています。 受動喫煙と肺がんに関するJTコメントへの見解 受動喫煙と肺がんに関わる国立がん研究センター発表に対するJTコメント もともとJTのコメントは、同センターの「受動喫煙による肺がんリスクは約1.3倍に高まる」とする発表(関連記事)を受けて掲載されたもので、今回の同センターの見解は“反論への反論”という形に。同センターは「受動喫煙と肺がんリスクの関連性は明確ではない」とするJTに対し、「受動喫煙の害を軽く考える結論に至っていると考えられます」として反論し、あらためて「受動喫煙によるリスクは科学的に明確である」と断言しています。 同センタ