受動喫煙による被害を防ごうと、コンビニエンスストアの敷地にある灰皿を撤去して効果を確かめる、全国で初めての大規模な実証実験が大分県で始まりました。 参加したのは、ローソン、セブン‐イレブン、ファミリーマート、それにデイリーヤマザキの4つのコンビニで、灰皿が設置されている店舗のおよそ半分にあたる253店舗です。 このうち、大分市のローソン大分下郡南五丁目店では、17日午前9時半ごろに従業員が早速店舗の前の灰皿を撤去していました。 大分県は、来月末まで実験を行ったあと、各店舗に客と従業員の反応や取り組みの継続を希望するかどうかなどのアンケートを実施して効果を検証することにしています。 県によりますと、自治体とコンビニが協力してこうした大規模な実験を行うのは全国で初めてだということです。 大分県健康づくり支援課の藤内修二課長は「店を安心して利用できるようになったという声を期待するとともに、取り組