東芝は10月8日まで幕張メッセで開催されているCEATEC JAPAN 2005において、次世代プロセッサ「Cell」を実際に駆動させるデモンストレーションを披露している。 Cellの高いメディア処理性能を用いて、MPEG-2の映像データを合計48ストリーム同時再生する様子や、デジタル放送1チャンネルとアナログ放送3チャンネルを同時録画する様子を紹介した。また、プロセッサの「Cell Broadband Engine」やCellと外部の画像・音声入出力機器をつなぐインターフェースチップの「Super Companion Chip」のほか、Cellを実装した高速配線基盤、それらが格納されるケースなども併せて展示し、来場者の注目を集めていた。 特に好評だったのは、人物の顔にペイントを施す「デジタルかがみ」という技術を紹介するイベント。これは、椅子に座ったユーザーの顔をポリゴンに分割して3D C
カリフォルニア州パロアルト発--Cellプロセッサの開発者らは、ユーザーがテレビ番組を決して見逃さないようにしたいと考えている。 東芝が、48本のMPEG 2ストリームを同時に録画できるCell用の「スーパーコンパニオンチップ(SCC)」を披露した。 同社は、今週スタンフォード大学で開催中の「Hot Chips」カンファレンスで、同チップの詳細を明らかにした。CellやSCCを開発するIBM、東芝、ソニーの3社では、Cellをできる限り多くのデバイスに搭載してもらう狙いから同チップを開発した。 SCCは、簡単にいうと、さまざまな用途に使用可能な高速のI/Oポートで、標準画質(SD)や高品位(HD)のテレビ信号やオーディオなど各種のデータを、セットトップボックスやハードディスクなどの機器から受信して、プロセッサに転送する役目を果たすものだ。 「Cellプロセッサには、外部モジュールと通信する
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