新しい国に引っ越してきたばかりの私は、現在、目新しい風景や音、体験に囲まれています。新しいものが多すぎて、頭がパンクしそうな状態です。ただ驚いたことに、引っ越してからほんの1週間で、新しい家や街が、ごくありふれて見えるようになってしまいました。同じ道を3、4回通って駅へ行っただけで、あっという間に退屈な景色に変わってしまったのです。周囲のものに慣れると、目新しさは急に消えていきます。それでも、また新しい体験をしたり、新しいものを目にしたりすれば、私たちは大いに刺激され、興奮することになります。 こうした現象が起きるのは、私がEメールをチェックせずにはいられない「インターネット中毒世代」だからでも、人生の素晴らしさを理解していないからでもありません。実は、新しいものを好み、見つけ出す性質は、もともと私たち人間の脳に備わっているのです。 人は新しいものに目を引かれる 「新しいもの」や「いつもと
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