自動車レースF1の名門で知られる英マクラーレン日本法人は22日、伝説のF1ドライバーの故アイルトン・セナにちなんだスポーツカー「マクラーレン セナ」を日本で初披露した。 「セナ」は3月に開かれたジュネーブモーターショーで、初公開されたモデル。排気量4・0リットルのV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高時速は340キロ。世界で限定500台が生産された。価格は67万5千ポンド(約1億125万円)からだが、すでに完売している。 マクラーレンは、新型モデルにセナ選手の名前をつけた理由について「高性能のエンジンなど速い走りの実現に、マクラーレンの最も偉大なレーサーの才能にふさわしい、比類なきパフォーマンスを作り出す情熱が込められている」としている。 ブラジル出身のセナ選手は1984年にF1デビュー。94年のサンマリノ・グランプリで34歳の若さで事故死するまで161回出走し、マクラーレン・ホンダ