「カネを持っているやつは1日3箱吸っていいが、貧乏人は2、3本しか吸っちゃいけないみたいな話だ」。民主党の吉田公一副幹事長は21日の衆院予算委員会で、政府が10月から1本あたり5円(販売価格)引き上げるたばこ税増税に異議を唱えた。 喫煙者という吉田氏は「たばこ税がご都合主義で値上げされている。国民の健康増進のためと言うが、大きなお世話だ。カネがほしいからだ」と主張。過去にたばこ特別税が旧国鉄の債務返済のために値上げされたことを挙げ、「ニコチン中毒者が一生懸命煙をはいて協力しているのに、新幹線は禁煙でサービスが悪い」と注文を付けた。 さらに「私は酒を飲まないから酔っぱらってケンカしたり、道路に寝たりしない」とも語り、税率が据え置かれた酒税との“不公平”な扱いにも不満を爆発させた。 【関連記事】 ・ 住みにくい世の中になった…喫煙者のつぶやき ・ 「高卒までに喫煙」45.9% 半数が