福島の公立学校 線量計配布へ 4月17日 4時54分 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、文部科学省は、放射線量を測定する「線量計」を、福島県内のすべての公立の小中学校や高校などに配布するとともに、原発周辺の学校などで放射線量を常に監視するシステムを整備する方針です。 福島第一原子力発電所の事故は、現在も収束する見通しが立っておらず、学校の新学期が始まるなかで、福島県内の教育関係者や保護者などからは「子どもを登校させて大丈夫か」といった不安の声が上がっています。このため、文部科学省は、福島県内の学校現場で、放射線量を把握する態勢を整える必要があるとして、累積の放射線量を測定できる簡易型の「線量計」を1700個程度調達し、福島県内のすべての公立の幼稚園と小中学校、それに高校に配布する方針です。また、これまで高い放射線量が測定された、原発周辺の地域の学校などについては、測定する機器の設