ツイッターやフェイスブックの利用者増にともない、テレビ局が番組内でSNSを活用するケースが見られるようになってきた。SNSがテレビ広告市場の好況に「一役買っている」と報じるメディアもある。 一方で、テレビ番組に関する情報を得るのは「番宣」や「新聞の番組欄」とする人が今も多数を占め、SNSと答えた人は2割に満たないのも現実だ。 ■学生同士はSNSで「あの番組おもしろい」と教え合うが… 調査会社MMD研究所が2012年5月15日に発表した「携帯電話、スマートフォン所持者のテレビ視聴に関する実態調査」では、「テレビ番組を視聴する際の情報収集」「新しいテレビ番組を知るきっかけ」についてそれぞれどこを情報源としているか、500人から有効回答が寄せられた。 いずれの設問にも、テレビなどで閲覧する電子番組ガイド、新聞の朝刊のテレビ番組欄や番組紹介記事、番組宣伝のCMや紹介番組、との回答が「トップ