宮城沖の震源 海底24m移動 4月6日 21時5分 先月11日の巨大地震で、宮城県沖の震源のほぼ真上の海底が東側におよそ24メートルも移動していたことが、海上保安庁の調査で分かりました。今後、地震を起こした断層の動きを解明するためのデータとして期待されています。 今回の巨大地震を受けて、海上保安庁は、宮城県沖の水深1000メートル以上の海底に設置していた基準点のデータを詳しく分析しました。その結果、宮城県の牡鹿半島から120キロ東側の沖の基準点が、地震のあとにおよそ24メートルも東南東に移動していたことが分かりました。また、高さも3メートル上がっていました。海上保安庁によりますと、この海底の基準点は今回の巨大地震の震源地のほぼ真上に当たるということです。さらに、このポイントよりも陸側に近い牡鹿半島の70キロ東側の海底にある基準点も、地震のあと、東南東におよそ15メートル移動し、60センチ沈