建築に関心があるならル・コルビュジェの名前を知らない人はいないだろう。スイス生まれ、フランスで活躍したこの建築家は、「ロンシャン礼拝堂」や「輝く都市」などの建築作品に加え、ソファ「LC」シリーズのデザイナーとしても知られている。また都市計画にも携わるなど思想家としての側面も持ち、著書『建築をめざして』の中で表明された「住宅は住むための機械である」という言葉はあまりに有名である。 そんなル・コルビュジェの作品は世界各地で見ることができる。日本でも東京・国立西洋美術館は彼の設計によるものだ。 ル・コルビュジェの作品が最も集中している国はフランスである。中でもパリは彼が活動の拠点としただけに、市内の至る所で彼の作品を見ることができる。 本エントリではパリとその近郊で見ることができるル・コルビュジェ作品をリストアップした。Google Mapへのリンクも付したので、これから見学へ行くという読者の参