NTTのフレッツなどをはじめとするADSLやFTTHによるインターネット接続では、PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)というプロトコルを使用してプロバイダに接続する。それを実現するのがPPPoEのクライアントソフトウェアで、Red Hat LinuxやTurbolinux、Vine Linuxなどの場合はRP-PPPoE(http://www.roaringpenguin.com/pppoe/)が採用されている。 最近では、ブロードバンドルータがPPPoEによる接続機能をサポートしているため、接続はルータに任せるケースが多いが、Linuxをルータ兼用にしたり、クライアントPCとしてADSLモデムやFTTHの回線終端装置にPCを直結する場合には、PPPoEクライアントによるダイヤルアップ接続が必要だ。ここではCUIでPPPoEを設定して、回