「太郎商店」という玩具ブランドをご存じだろうか。「自爆ボタン」「コレジャナイロボ」などノスタルジックなバカ玩具で有名で、手作り商品は常に数カ月待ち。武笠太郎さん(32)と坂本嘉種さん(36)の2人で作る人気ブランドだ。 自爆ボタンは、押すといかにも自爆しそうなスイッチだが、押しても何も起きない。コレジャナイロボは、絶妙なニセモノ感が売りの木製ロボットで、もらった子どもが「欲しかったのはこれじゃなーい」叫んでしまう、という悲しいグッズだ。 これらのバカグッズの“デジタルコンテンツ版”を作って製作過程を「デジタルトイ開発ブログ」で公開し、ネット販売してしまおうというプロジェクトが、フジテレビと共同で進んでいる。普通のコンテンツではない。複製が簡単なはずのデジタルコンテンツなのに「手作り」で「オンリーワン」なのだ。 第1弾は「コレジャナイロボ<紙グレード>」。コレジャナイロボをペーパークラフト化