今の会社に転職した際の動機のひとつが、ものすごく大規模なソフトウェア開発をやってみたいという好奇心だった。以前の会社では数人単位の小さな案件がほとんどで、多くて10人程度のプロジェクトしかなかったのだ。 運良く、転職後しばらくして、ソフト開発者のみで数百人規模のプロジェクトに2年程関わることができ、ようやくひと段落したので、その感想を書いておこうと思う。 ソフト開発における最大のボトルネックは、開発者間のコミュニケーションだと良く言われるが、大規模開発になると、このコストがとてつもなく重くのしかかってくる。 本部のトップの偉い人、課の偉い人、企画担当者、仕様担当者、UIデザイン担当者、OS/ミドルウェア担当者、アプリフレームワーク担当者、担当機能部分の要件分析/設計担当者(←自分)、実装担当者(←1部自分)、テスト担当者等、、、 ひとつの機能を搭載して世に送り出すためには、役割別でこれだけ
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