2007.05.05 「和をもって尊しとなす」の本当の意味 (8) カテゴリ:コーチのお仕事 「和」を持って尊しと言ったのは、聖徳太子だが、ある本を読んでいて、目からうろこが落ちた。 「和」というのは意見の違う人たちと波風を立てずに妥協し、調和したふりをすることではないということです。 個々がこの部分は納得できないが、などど、腹に一物もって妥協することではないのです。 日本人は多くの人がそう勘違いしていると私は思います。私も含めて。 自分の中に不満一杯で相手に対して悪意があっても「和を持って旨としないとね」という安直な妥協の産物と理解されていると思います。 「和」の本当の意味は、自分の中に正直に、自己に正直に生きるということ。 自分を裏切らないということです。 不平不満があれば、正直に表現してぶつけ合うこと。 悶々としておべっかいって、言いたいことも言わないというのは間違い その中でお互い