12/1、僕が未来の党からの立候補打診を1日考えぬいた末にお断りした日。 その夜、翌日に新党「今はひとり」を立ち上げることになる俳優の山本太郎くんと赤坂の沖縄居酒屋でお会いした。 「脱原発を掲げる党の皆さんも、まだまだ全然甘いと思いませんか?」 「僕は脱原発でもありますが、むしろ脱被曝なんです」 「ホットスポットの子供たち、大人たちを一刻も早く避難できるように道筋をつくらないと」 「時間がないんです」 「僕は、自分の意見で出たいので無所属で出ます。或いは、党をつくります」 彼の覚悟の太さと、まっすぐな目をみて、今回の衆院選はこの人を全力で応援しようと決めた。 クリアファイルからはみ出た選挙ポスターのゲラ刷りには、彼の写真の上にこう書いてあった。 「本当のことを言って、何か不都合でも?」 彼の本気に、 もはや彼自身ではない何かに突き走らされることを受容した姿に、 醒めていると思っていた自分の