エロゲにおける選択 −選択の重みと真実の世界− 場所と時間からの自由 −エロゲプレイヤーはDIOである− 物語における「場所」と「時間」の諸問題 全員助けられないからこそ、その選択と展開に重みがある 前回の反復になってしまいますが、ゲームは反復してプレイできるのでコンプリートすることもできる、すると全員助けられる。というか、誰を助けたのが事実なのかも分からない。いや、可能世界を部分的に見ているのがプレイヤーで、どれが事実ということもなく、選択は視界の操作でしかない、とするといちおう矛盾は収まりますが、その線では今度はそもそもプレイヤーは助けたり助けなかったり能動的に行動できないということになります。 私は私の真実をエロゲのなかで選んでしまうので、プレイヤー=傍観者 ではなく、主人公=私自身というイメージが強いですね。 そのときそのときの主人公の視点に同化すれば矛盾は感じないでしょうね。三人