スライドのラフを描かずに、PowerPointやWordでいきなり提案書を作っていませんか? 何事も、アウトラインを固めてから作業に移ったほうが効率がよくなるものです。 ラフスケッチ(下描き)は、ハイクオリティな提案資料づくりに欠かせないスライドの設計図。ラフ描きの重要性は、バックナンバー「スライドは『いきなりPC』で作らない――ラフの手書きから」を読んでいただくとして、今回は、私がよく使っているラフから厳選して、いくつか紹介したいと思います。 テキスト中心のスライド テキストベースのスライドでは文字量が多すぎると、理解しづらいだけでなく、行間が十分でないため、可読性さえあやうくなります。個条書きだから、何行書いてもよいということではありません。テキストは可能な限り短く、シンプルに。多すぎる情報は「ノイズ」ということをお忘れなく。 行数絞り込み個条書き 私たちが一度に認識できるのは大体5つ