3DCGは「Cadenza」でジャパニメーションのこだわりを表現できる高みに進化した　「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐Cadenza」脚本チーム座談会 前編 現在劇場公開中の「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐Cadenza」は、本邦初の全編セルルック3DCGによるテレビアニメとして話題をさらった「蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐」の続編となる完全オリジナルストーリーの劇場版アニメだ。霧の艦隊の精鋭“霧の生徒会”や、彼女たちを束ねる最大の強敵・超戦艦ムサシとの壮絶な戦いを通じ、霧の艦隊を裏切り人類側についた潜水艦・イ401ことイオナの正体が明らかにされるという、まさにシリーズの集大成と呼ぶにふさわしい内容に仕上がっている。 今回は、本作の構成を担当した上江洲誠、SF考証としてもクレジットされているスタジオぬえの森田繁、脚本の中村浩二郎という脚本チーム3人を

「アクティヴレイド」ティザービジュアル (C)創通・フィールズ・フライングドッグ／ACTIVERAID PARTNERS イメージを拡大 完全新作オリジナルアニメ「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」の公式サイトがオープンし、第1弾プロモーションビデオ、メインキャラクターやウィルウェアの一部デザインなどが公開された。 同作は、流砂現象によって一部が泥に沈んだ東京が舞台。復興作業用の強化外骨格「ウィルウェア」による犯罪へ対処するため新設された、第五特別公安課第三機動強襲室第八係（通称「ダイハチ」）が、さまざまな法的制約やしがらみに縛られながらも戦う姿を描く。 主要キャラクター4人のキャストも発表された。空手の有段者で、細かい事を気にしないマイペースな黒騎猛役は、現在放送中の「アクエリオンロゴス」で主人公・灰吹陽を演じる島﨑信長に決定した。ほかにも、瀬名颯一郎役は「コードギアス」シリーズで

ニコニコ生放送ほかで配信中の「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」が、地上波テレビシリーズ「スペシャル・エディシヨン版」として2016年春から放送されることが決定した。 同作は、ブラッドレー・ボンドとフィリップ・N・モーゼズがTwitterで発表しているサイバーパンク小説が原作。ネオ・サイタマを舞台に、ニンジャの抗争に巻き込まれ妻子を失ったフジキド・ケンジが、ニンジャを狩る者・ニンジャスレイヤーとなって戦う姿を描く。「キルラキル」のTRIGGERが制作し、「キルラキル」副監督や「ブラック★ロックシューター」演出などを務めた雨宮哲がシリーズディレクターを担当している。WEB版は1話15分、全26話。 WEB配信版を収録したBlu-ray&DVDもリリースされており、第15話から20話までを収録した第3巻「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン 3 忍」は10月21日に発売。初回生産限

西尾維新氏の人気ライトノベル「傷物語」が、「I 鉄血篇」「II熱血篇」「III冷血篇」の劇場3部作として公開されることが決定した。 第1弾となる「傷物語I 鉄血篇」は2016年1月8日に公開予定で、10月9日から各上映劇場で前売り券が発売となる。 「傷物語」は、09年にテレビアニメ化された「化物語」の前日譚。高校2年生の阿良々木暦が、どのようにして吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会い、眷属（けんぞく）になったかが描かれる。 「〈物語〉シリーズ」は、お人よしで吸血鬼もどきの高校生・阿良々木暦と彼を取り巻く少女たちの周囲で起こる怪異を描く青春ファタンジーで、「化物語」を皮切りに、これまで「偽物語」「猫物語（黒）」「猫物語（白）」「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」「憑物語」が、すでにテレビアニメ化されており、10月3日からは「終物語」の放送を開始し

ホーム > ニュース総合 > 岡崎律子＆日向めぐみによるメロキュアが結成13年目にして、東京・渋谷で初のワンマンライブを開催 故・岡崎律子と日向めぐみによる音楽ユニット・メロキュアが、結成13年目にして初のワンマンライブ「メロキュア melodic hard tour [crescent picnic]」を、9月21日に東京・渋谷WWWで開催した。 スタートを飾ったのは「Pop Step Jump！」と「Sunday Sundae」。その後のMCで日向は「初のワンマンライブに2日前からドキドキしていた。今、目の前には夢のような光景が広がっている」と喜びを伝えた。 なお、岡崎は2004年5月に急逝したため、ライブは日向のみで進行。しかし、日向が岡崎のぶんまで自己紹介を行ったり、岡崎のために立ち位置を空けるなど「メロキュアはいつまでもふたり」という思いが込められたステージとなっていた。 今回の

1980年に放送され、今年で35周年を迎えるロボットアニメ「宇宙戦士バルディオス」のBlu-ray BOXの発売を記念した上映会とスタッフによるトークショーが、9月13日、東京・シネマート新宿で行われた。 「宇宙戦士バルディオス」は、放射能汚染で終焉を迎えつつある惑星・S-1星の科学者の息子マリン・レイガンが、皇帝殺しの濡れ衣を着せられ、合体ロボット・バルディオスに搭乗して、地球侵略を目論むS-1星のアルデバロン軍に反旗を翻すロボットアニメ。 上映会では、ファン投票で選ばれた第1話、第32話、第34話をHD画質で上映。さらにプロダクション リード（旧・葦プロダクション）の会長で、同作の企画に携わった佐藤俊彦氏、構成を担当した酒井あきよし氏、メカニックデザイン・絵コンテを担当した佐藤元氏、演出家の西村純二氏が登壇し、それぞれの立場から当時の思い出を振り返った。 テレビ放送で話題となった「地球

押井守監督へのインタビュー後編。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」公開後のムーブメントから「イノセンス」へ到る道、そして「攻殻機動隊 新劇場版」を好意的に評した真意を聞いた。 「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の世界的なムーブメントは、日本での公開が落ちついてから時間差できたという。 「しばらく熱海に帰って遊んで暮らそうと思っていたら例のビルボードの話がきて、そこから色んな騒ぎがおきて……。あとは、ご存知の通りだと思うんだけど、その内実がわかるのは3年ぐらい経ってからですね。何回も海外にいって、ようやくわかった。そこからデジタルバブルのようなものがおきて、色々な企画が動き始めたんです」 デジタルエンジン構想の旗印で制作が開始され、未完に終わった「G.R.M.」で、押井監督いわく「謎の3年間」を過ごしたのち、「落とし前」のような気持ちでヨーロッパで

「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」場面カット (C)1995 士郎正宗／講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT イメージを拡大 「攻殻機動隊」関係者に制作秘話を聞くリレーインタビュー。第3回は、押井守監督に記念すべき第1作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」について、今だから話せるエピソードを交えながら語ってもらった。 押井監督が「攻殻機動隊」アニメ化の話を持ちかけられたのは、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の制作が終わり、熱海に建てた家に引っ越したばかりの頃だった。 「家のローンがやばそうだっていうんで、バンダイビジュアルさんに企画書を持ち込んだんです。僕が原作をした漫画『犬狼伝説』を全6巻のビデオで出そうというもので、これは後に『人狼 JIN-ROH』として実現したんですけど。その時に先手を打たれたんです