毎日電源を入れるのが楽しみになるようなサービス 公開日時: 2006/05/11 08:02 著者: 中島聡 私のもう一つのブログでの昨日のエントリー、「E3 2006、心を打つ一言」で引用した「毎日電源を入れるのが楽しみになるようなこと」という任天堂の岩田社長の言葉。これぞネットワーク時代のエンターテイメントの核心を突いている名言だ。 ネットの一番のすごさは、その先にたくさんの(リアルな)人々がいることである。そういった人たちで作られた世界は、自分のデバイスの電源が入っていようといまいと、関係なく変化し続けるのである。その人たちは、自分が眠っている間にメッセージを残しておいてくれるかも知れない、何かプレゼントをくれるかも知れない、自分が育てているバーチャルペットと遊んでくれるかも知れない。 ネットの向こう側にリアルな人々がいるからこそ、常に変化し続け、常に新しい驚きや喜びを提供