ひと月に一度「e-シルクロード大学」(http://esre.sblo.jp/)という、元北大教授の青木由直先生が主催する勉強会に参加している。 2009-08-20に行われた講義の講師は、ゲームメーカー・ハドソンの役員だった中本伸一さん。ファミコン時代の数々の名作や、PCエンジンなどを手がけた技術者として、日本のゲーム史にその名を残す著名な方だ。 ハドソンを辞めた後、現在は札幌で有限会社サイレントシステムという、社員2人だけの小さな会社を起業して活躍されている。 今回の講義は、会社を起業してからこれまでの経験を「個人で起業するにあたって」と題して語ったもの。 講義中に垣間見える、中本さんのタフさやマッチョぶりに驚かされ、また、起業家を目指さずとも、不安定な時代を生きるサラリーマンにとって参考になるとても有益な講義だったと思う。 以下、講義中にとったメモのうち、一部をピックアップして箇条書
終身雇用は、社会がどう変化しようと、労働力を1つの会社や業界に固定する結果となるシステムです。例えば、30年前には必要でも、今は自動車産業に人を割いている場合ではありません。フリーランスが増えればそれだけ労働力は流動化します。それぞれが社会の弱点を見つけ、自分にしか担えない役割を創出することで、「自分たちの社会を、自分たちの手で前進させられる」利点があります。私はもっともっとフリーランスが増えるべきだと思っています。ほぼ何の準備もせずにフリーランスになった私の体験から、フリーランスになるための心得を紹介します。 1. 社会において果たすべき役割を見つけるフリーランスとしてやっていくために最も大切なのは「自分が社会において果たすべき役割を見つける」ことだと思っています。朧気にでも構いません。具体的に何をするかは、実際のところ飛び込んでみなければ解らないケースがほとんどだろうと思います。「社会
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