恋人同士が2人だけで利用するアプリ、限られた友人や家族のみに日々のつれづれを公開するアプリ――。親しい仲間に限定してやり取りするコミュニケーションサービスが続々登場、若者を中心に支持を集めている。すでに普及した交流サイト(SNS)、フェイスブック(FB)やミニブログ、ツイッターに比べ、相手が限定的で「内輪」感が強いのが特徴だ。自分が信頼できる相手とのみ、ひそやかに本音を交わし合う。そんなサービスが人気を集める理由を探ってみた。
![SNS疲れ? 相手限定アプリで本音の付き合い 恋人・ママ友…専用サービス続々 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2c8aa843d3149c0ee450a5dc858c327eca5c0d18/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXBZO4685223003102012000001-19.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D088ee29fe28afcddebe1e602aa914b00)
小田嶋隆さんと濱野智史さんの対談シリーズも大団円に入りつつある5回目となりました。 「フェイスブック」の実名性と「ミクシィ」の匿名性。日本でミクシィが流行って、フェイスブックがまだそこまで普及していないことの背景にあるのが、この実名性と匿名性という特徴だ、というのは、よく耳にする議論です。 でも、濱野さんに言わせれば、「フェイスブックだろうが、ミクシィだろうが、大した違いはない」とのこと。「日本人の『世間』的なコミュニケーション作法が変わらない限り、いずれは同じ仕組みに落ち着いていくだろう」とまで言い切っています。 今回は、この日本特有と言っていい「世間」とソーシャルメディア、そして、アニメやマンガなどのおタク文化との関連について語っていただきました。「クールジャパン」が世界で評価を受けたのも、この「世間」力があったからとも。 この「世間」の正体とは――。小田嶋さんと濱野さんが読み解いてい
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