世界1億人を突破した「LINE」の新たな世界戦略が始動した。運営会社のNHN Japan(東京・渋谷)は4月1日をめどに会社分割し、LINE事業を「LINE(ライン)」という新会社に移管して再出発する。弱いとされる北米、中国では普及率拡大に向けた積極策を講じていく。北米はフェイスブックなど、中国は「WeChat」などの強豪がひしめく。簡単ではない"世界戦"をどう戦おうとしているのか。森川亮社長、舛田淳執行役員、2人のキーパーソンに聞いた。
「LINE」の独り勝ちだったスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向け無料通話・メッセンジャーアプリ市場。ここにきて大手各社が一気に動き出した。10月下旬にディー・エヌ・エー(DeNA)が新規参入、12月にはサイバーエージェントも新アプリを投入する。ヤフーは韓国大手と組み、グリーも同様のアプリ提供会社に出資するなど参入を狙う。先ゆくLINEの反応やいかに。「もうLINEがすごすぎるので、追い
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