最後です。 第3章「売られたものは取り返せ」で世界各地のすばらしい取り組みが紹介されて います。 いろいろありますが、水道再公営化と協同組合と子どもを農薬から守るの三つだけ 取りあげます。 【引用】 「第3章 売られたものは取り返せ 〈水道を民間企業に任せるのはもう限界~フランス〉 ・(パリでは)まず25年前に両社(ヴェオリア社とスエズ社)に売却した 水道事業の株式を買い戻し、市が100%出資する「パリの水公社」を設立、 2010年1月から、パリの水道を正式に公営に戻すことを決定する。… ・その後世界各地の自治体がパリ市の水道再公営化を成功例として、 次々に後に続き今もその数は増え続けている。… 「災害があれば、採算の取れない地域がまず真っ先に切り捨てられる。… 企業運営としてはごく当たり前のこと…生命や暮らしに欠かせない水道は、 安く提供し続けるために〈設けなくていい公営〉にしておかなけ