[要約] 農業集落単位で集計された耕地面積や家畜飼養頭数といった農業統計データを農業環境研究で利用しやすい1kmメッシュ単位のデータに変換し、データフォーマットがCSV形式のファイルを作成しました。 [背景と目的] 農林業センサスなどの農業統計データは市町村などの行政区画単位で集計されていますが、集水域などの自然の区画は行政区画とは異なった形状であることがほとんどです。そのため、農業環境研究において、農業統計データを自然環境のデータと組み合わせて解析することが困難でした。そこで、自然の区画に合わせて集計しやすい1kmメッシュ単位の農業統計データに変換し、いろいろな目的に利用できるようにデータベース化を行いました。 [成果の内容] 農業集落単位で集計された作目別の耕地面積や家畜飼養頭数といった農業統計データを1kmメッシュ(国土数値情報の3次メッシュ)単位に変換し、これを全国及び都道府県単位
ポイント ・ 農林業センサスの作物栽培面積データなどをメッシュ地図として表示するシステムを開発。 ・ 台地、低地といった地形や流域ごとの栽培面積の変化がわかる。 ・ 河川の流域など広い面積の農業環境の評価に利用可能。 ・ データ閲覧システムを農業環境技術研究所ウェブサイトで公開。 概要 独立行政法人農業環境技術研究所(農環研)は、作物の栽培面積などをメッシュ地図として表示できる「農業統計情報メッシュデータ閲覧システム」をインターネット上に公開しました。 農林業センサスデータは農林水産省が5年ごとに調査・公表している市町村および集落の単位で集計された統計情報です。農環研は、台地、低地といった地形や河川の流域ごとに集計を容易にするため、全国の土地利用の情報と農林業センサスデータとを統合し、約1km四方のメッシュ単位で作物の栽培面積などを算出しました。これを地図上に表示するシステムを開発し、農環
土地分類調査、水調査の成果データを検索、ご利用いただけます。また、全国の地籍調査の進捗状況を確認する、街区基準点測量成果のご利用方法、国土調査法19条5項指定についての情報もご利用いただけます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く