someoneは中学・高校の生徒を主な読者対象とする、サイエンスを楽しくわかりやすく伝えるための冊子です。学校からのお申し込みの場合、本体・送料を無料でお取り寄せいただいております。全国の中学・高校の先生方には授業の副読本などに活用されています。お取り寄せ方法はこちらをご確認ください。
行動経済学を勉強するための読書案内をこのブログで書いたことがある。その後、多くの本が出版されたので、新しいものを含めて紹介し直そう。抜けているものがあると思うので随時追加していく予定。 ・最初の一歩 マッテオ・モッテルリーニ著『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』 ダン・ アリエリー著『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 ダン・アリエリー著『不合理だからすべてがうまくいく』 筒井義郎・山根承子『図解雑学 行動経済学』 池田新介 「自滅する選択」 ・もう少し体系的に 川西諭『よくわかる行動経済学』 このブログでの紹介 依田高典著『行動経済学』 このブログでの紹介 友野 典男著『行動経済学 経済は「感情」で動いている』 (光文社新書) このブログでの紹介 リチャード・セイラー著 『セイラー教授の行動経済学入門』 ・応用力をつける 『実践 行動経済学』紹介
前の記事 「机や服を爪でこする音」を使った入力システム(動画) 人工脳の進化実験:「だます戦略」も進化 2009年8月20日 Brandon Keim Image: PNAS。サイトトップの画像は、人工呼吸の訓練用ダミーたち。Wikimedia Commons 映画『ターミネーター』シリーズのお蔵入りになったシーンだと言われたら信じてしまいそうな実験が行なわれた。ロボットたちに「人工脳」を搭載して動物たちのように生存競争を行なわせたところ、短期間のうちに進化し、互いをあざむく技を身につけたのだ。 これらのロボットはサッカーボールほどの大きさで、車輪とセンサー、点滅する信号ライトを組み合わせてあり[画像B]、デジタルの神経回路で制御されている。ロボットを設計した研究者らは、これらのロボットを1つのコートに入れて競わせた。コートの両端に、「食物」「毒物」を示す紙製の円を置き、食物を見つけてその
前の記事 iPhoneキラーの『Palm Pre』、新iPhoneと各ポイントを比較 「不正確な判断」が有益な時:「浮気」と認知バイアス論 2009年5月21日 Brandon Keim 男性は進化の過程で、パートナーの浮気を疑うようにプログラムされたようだ。 オープンアクセス方式の学術誌『Evolutionary Psychology』に5月16日(米国時間)付けで掲載された論文(PDF)によると、男性60人、女性89人を対象に調査を行なった結果、男性のほうがパートナーの不倫を疑う傾向が強いとの結果を得たという。 論文を書いたAaron Goetz氏とKayla Causey氏はこの現象について、いわゆる「認知バイアス」の、多数ある例のうちの1つと説明している。 [認知バイアスは、誤った判断をしやすいという人間の傾向。社会制度や政策は、個々人が理性的な判断をすることを前提としているが、実
但し書き:以下の文章は気に入らないところを多少含むのですが、直せそうもないのでもったいないので出しちゃいます。適当に割り引いて読んでください。 最近読んだある本で、市場を出しぬくことはまずできない(できたらそれはインサイダーだ)とあった。これは経済学の考え方から導けるものだが、これを行動経済学を投資に都合よく利用できると考えている人に当てはめることができる。(誰でも知ることができる)行動経済学の成果によって他人の投資行動を見通して出し抜くことができるとしたら、他の人も同じことをするに決まっているので結果として出す抜くことはできない。行動経済学で儲けようとするなんて、市場の効率性(都合のいい情報は価格に反映されるに決まっている)から考えてもありそうにないが、しかしそもそもにおいて心理学的に考えても儲けるのは難しい。実際には、学習の転移が困難なこと*1などから無意識的な認識過程を変えることはそ
新書や文庫で読める認知科学関連の良書 蒼龍 問題解決の心理学—人間の時代への発想 (中公新書 (757)) 人はいかに学ぶか—日常的認知の世界 (中公新書) サブリミナル・マインド—潜在的人間観のゆくえ (中公新書) 考えることの科学—推論の認知心理学への招待 (中公新書) 言語の脳科学—脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書) 記憶と情動の脳科学—「忘れにくい記憶」の作られ方 (ブルーバックス) 脳を支配する前頭葉—人間らしさをもたらす脳の中枢 (ブルーバックス) ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代新書) 行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書) 火星の人類学者—脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF) チンパンジーの心 (岩波現代文庫) 「英文法」を考える—「文法」と「コミュニケーション」の間 (ちくま学芸文庫) なぜ、「あれ」が思い出せなくなるの
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 突然ですが、ヒトが性的快感の絶頂にある時、脳の内部状態はどのようになっていると思われますか? 正月早々、いったい何の話と思われるかもしれません。実はそういう脳科学的な測定を行ってみたのです(2ページ目の測定結果をご参照ください)。今回は「アサヒ芸能」誌(徳間書店、1月15日発売)袋とじグラビアとのタイアップで記事を企画してみました。 学生の風俗サイト閲覧 前回の、大学でのネットワークリテラシー教育の文脈から話を始めたいと思います。 新入学生に「情報公開ガイドライン」について講義する際、必ず取り上げるケースがあります。「プリンターの利用」に関する部分で、もし端末からのプリンター出力で何か事故があった場合、必ずセンターのスタッフに報告連絡相談する
日本はクオリアなる言葉が一般にも知られている奇妙な国だが、しかしその一般的なクオリア理解はもともとの哲学的なクオリア理解とはあまりに異なっていてとてもおかしい。日本でクオリアなんて用語が流行ったのは、小泉旋風真っ只中のポピュリズム時代でのある脳文化人Mの活躍のせいなのだが、未だにその後遺症はあちこちに残っている。それを正すのがこの論考の表向きの目的だ*1。 もうひとつの目的は、心の哲学における機能主義を正しく理解してもらうことだ。今でも機能主義は心の哲学どころか認知科学でも主流の立場だ。日本ではごく少数の例外を除くと心の哲学における機能主義がろくに受け入られておらず、まともな擁護どころかましな解説さえろくに見かけない。まともな解説も理解もされてないから、まともな批判がされているといえない。クオリア概念はもともと機能主義批判として現われたのだから、クオリア解説と機能主義解説をセットにするのは
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