新年を迎えると、地方テレビ局で、年始の挨拶のナレーションが入った、その地方の地元企業の“迎春CM”をよくみかける。 これを見ると「帰省しているな」ということをしみじみと感じてしまう。 地元企業の迎春CMとはなにか “迎春CM”というのは、ぼくが勝手に考えて命名したものだが、一般的には「正月CM」などと呼称されているかもしれない。あえて“迎春CM”と呼ぶのは、キー局で放映されている、大企業の新春用の企業CMなどとはちょっと違うなと思ったからだ。 迎春CMは、基本的に地元の有名な風景や、日の出、なんらかのキャラクターがパワポぐらいのアニメーションで動く汎用の動画素材に、会社名のテロップが入る。 青森県津軽地方のシンボル、岩木山と迎春 黒石市からながめた八甲田山やはり、ふるさとの山は手堅い そして「新年あけましておめでとうございます。株式会社◯◯は、社員一丸となって、さらなる飛躍と、サービスの向