(CNN) ウクライナ国防省情報総局は11日までに、ロシアはあと1年は「現在のペースで」戦争を継続できるとの見方を示し、前線のウクライナ軍が火力で大きく劣勢に立たされている状況に警鐘を鳴らした。 国防省情報総局はSNSのテレグラムで「クレムリン(ロシア大統領府)指導部は欧米に制裁解除を迫るため、おそらく当面は戦争を凍結しようとするだろうが、その後は侵略を続けるとみられる」と指摘。「ロシアの経済力があればあと1年は現在のペースで戦争を継続できるだろう」と述べた。 この内容は情報総局のバディム・スキビツキー氏が英紙ガーディアンとのインタビューで語ったもので、同局が配信した。 スビツキー氏は「ウクライナの火砲1門に対し、ロシアは10~15門を保有する」「従って、全ては欧米のパートナー国が今後どのような兵器を我々に供与するかにかかっている」と訴えた。 ただ、ロシアの現代的な兵器は数が尽きつつあると
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